W洗顔は必要?不要?
しかし、本当にクレンジングだけで良いのでしょうか?
W洗顔には賛否両論ありますが、クレンジングと洗顔の役割の違いから考えてもW洗顔は必要だと思います。
そもそもクレンジングと洗顔では、役割が違うのです。
洗顔とクレンジングの役割の違い
- クレンジングは油性汚れであるファンデーションやマスカラなどのメイクを落とすためのもの。
メイクのための化粧品は油分でできています。
その油分を洗い流すためにクレンジングにも油分が含まれていて、混ぜて乳化することでメイクを落とすことができます。 - 反対に洗顔は皮脂やホコリなどの水溶性の汚れを落とすもの。
こういった汚れは水で簡単に落とすことのできる汚れもありますが、洗顔を使わないと落ちない汚れがあります。
クレンジングの油分はすすぎきれないことが多く、これが肌に残っていると毛穴に詰まり、ニキビや肌の老化の原因になります。
この油分をしっかりとるためにもW洗顔は必要になってきます。
W洗顔で肌が荒れる、乾燥するという人は
W洗顔をすると乾燥してしまう、ニキビができてしまうなどのトラブルがある人は、必要以上に洗いすぎていることによって皮脂を落としすぎている可能性があります。
肌にはバリアになってくれるためのある程度の皮脂が必要です。
この皮脂を取りすぎることによって、乾燥や赤み、ニキビを引き起こすことになります。
正しいクレンジング方法
※商品ごとに適した使用方法があるので、基本的にはそちらに従ってください。
- 手のひらに適量をのせます。このとき量を少なめにすると摩擦が増え、肌に良くないのでケチらず使いましょう。
- まずは皮脂のたまりやすいTゾーンから洗いましょう。
- その次に汚れが溜まりやすいUゾーン(頬から顎にかけてのライン)
- 最後に皮膚が薄い目元や口元を洗いましょう。
- 熱いお湯ですすぐと肌に負担をかけますので、30~35度くらいのぬるま湯で丁寧にすすぎます。
クレンジングは肌への負担が大きいためあまり時間をかけすぎてはいけません。すばやく丁寧に確実に落とすようにしましょう。
また、すすぎ残しは肌トラブルの原因になります。特に耳の下あたりにすすぎ残しがある人が多く、顎ニキビの元になるので、しっかりと落とすようにしましょう。
正しい洗顔方法
- 顔をぬるま湯で濡らしておきます。
- 洗顔をたっぷり泡立てます。手のひらよりも泡立てネットを使うと簡単に泡立ちます。
- ゴシゴシ強い力ではなく、軽くくるくるとマッサージするように洗顔をしてください。
- 30~35度くらいのぬるま湯で、洗い残しのないよう念入りにすすぎます。
水溶性の汚れはゴシゴシと強い力で洗わなくても十分落ちます。
洗いすぎはかえって肌のバリア機能を担う皮脂まで落としてしまうこともありますので、やさしく
また、洗顔のすすぎ残しもニキビなどの原因になりますので、しっかりすすぐようにしましょう。
肌に合っていないクレンジングを使っていることが原因の場合も
- 乾燥肌なのにオイルクレンジングを使っている
- 洗顔後つっぱる
- クレンジングをしたあと痒みがある
- リキッドファンデーションを使っているのにクリームタイプのクレンジングを使っている
こんな人は要注意!
肌に大きな負担をかけている可能性があります。
人の肌は十人十色です。
みんなが使っているから自分にも良いということはありません。
クレンジングはそれぞれの肌質に合わせるために、いろいろなタイプが開発されています。
なんとなく良さそうだから、人気だからという理由で選ばず自分に合ったクレンジング、洗顔を探しましょう。
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